※こちらの記事は2009年10月18日に起きた出来事です。
□天下無敵
よーし朝目覚めもサイコーだ!!
軽くストレッチをしているとマーさんから電話が掛かって来た。
何か今日頼まれるのか少し不安で電話に出ると、
「次郎直ぐに来い!」と言うマーさん。
「僕は今日は合コンなんです」と言うと、
マーさんは「知っている直ぐに来い!」と言う。
嫌な予感がする今日何かを頼まれたらどうしよう?
僕はマーさん所に早足で行くと寝ぼけた顔のマーさんが、
「これ持って行け」と馬のマークの鍵をくれる。
「これなんですか?」僕は不思議に聞くと、
「ボンのベンツの鍵よりこれが効く フェラーリは派手な女は知っている、
これもキーホルダーに付けておけ でも遊んでると思う女しか狙うなよ、
真面目な人にへたなことするな!」
「はい!」
僕は今日のヒットはこれで99、9パーセントの成功率だと確信する(^_^)v
「疲れているし寝る」とマーさんは寝室に入って行く。
僕は「すいません」と言い急いで家に帰り準備の確認をする。
下半身もフェラーリは無敵だとプルプル入れ込んでいる!!
僕も今日はお前にいい仕事を期待していると言うと、
下半身も任せておけと余裕を見せる。
作戦を記憶した超小型マイクロチップを睾丸に埋め込み、
僕はミナミに向かう(^_^)v
カフェレストランに行くと用紙に記入をさせられる。
僕はこの時、自分の誕生日が過ぎていた事に気が付く。
誕生日は10月1日知らない間に26歳になっていた!!
なんとも情けない26歳になったんだ!
これ以上今日は反省する時間も余裕もない!
トイレに行きマイクロチップが壊れていないか確かめイザ出陣!!
合コンサイトに登録したのに何かおかしい!
これはイベント会社の企画合コンに間違いないと気がつく、
何時もの様に自営PCプログラマーと用紙に書くと、
幹事みたいな女の人が仕切りだす。
5対5だとメールが来ていたのに 数えると11対9だ!!
女9人男11人これでは詐欺だ!!
でも今日の僕は天下無敵、
どんな相手もヒットする自信に少しの揺らぎもない!!
席をくじ引きで決められ座り観察すると、どうもサクラらしき人がいる。
こんな所に来なくてもモテもモテに違いないと思う派手な女の人が2人、
後は3点4点5点の人、男は僕と似たり寄ったりばかり!
仕切る人が話しお酒も少し飲み始める、
「僕は車なんで今日はお酒はすいません」とオレンジジュースを飲み、
サクラらしき女と話し始める。
鍵はもちろんテーブルの上、女はチラチラ見るが車の話題には触れない、
もしかして失敗するのか!?
軽食を食べ心を落ち着け違う!サクラらしき人に話しかける。
今度は鍵を見て車の話題に話が運ぶ、
僕が作った蜘蛛の巣に触れようとする彼女、
「ベンツに乗ってられるんですか?」と聞いて来るので、
「ベンツは父ので僕はBMWです」と嘘を言う。
「若いのに凄いですね」
と大げさに僕を持ち上げ言うサクラらしき人は真子さん。
26歳、顔は7点スタイルも7点 派手な所は9、9点だー!!!
色に例えると黄色、金色と言う表現がピッタリの人。
真子さんはフェラーリには触れない絶対に知っているはず、
仕事を聞かれ「PCプログラマーです」と何時もの嘘をサラリと言い、
「IT関係は忙しいでしょ」と言う真子さん。
僕にIT関係は本当に関係ない!
それに忙しいが儲かるんでしょと聞こえる。
僕は「不景気で暇なんです、
これは芦屋のおじいちゃんに誕生日プレゼントに貰ったんです。」
と又考えていた嘘を言う。
僕の下半身は真子さんの反応を見て、
ズンドコ、ズンドコ太鼓のように脈を打つ。
真子さん自分から僕の作った蜘蛛の巣に絡み始めている(>_<)
サクラに間違いないとは思うが他の人より断然可愛い、嫌綺麗だ!!
僕はほとんど真子さんと話ていた。
「今日はこれからどうされるんですか?」と真子さんに聞かれ、
「これから芦屋のおじいちゃんに父からの頼まれた物を持って行くんです」
と又考えに考えた嘘を言う。
「もし時間があれば真子さんもドライブがてらに行きませんか?」と言うと、
興味津々で「いいんですか」と言う真子さん。
僕は作戦の成功を確信した(^_^)v
合コンの時間が過ぎ僕は真子さんに「パスタでも食べに行こう」と言うと、
真子さんは「パスタ大好きなんです」と言う。
お寿司やイタリヤ料理ではお金がかかり過ぎる。
パスタもイタリヤ料理だが安上がりだ(>_<)
僕は「店を知らないから何処か知りませんか?」と言うと、
「次郎くんの口に合うか解らないけど2、3軒知っています」と案内してくれる。
その間に真子さんの携帯は何度も鳴る、
でも携帯に出ようとはしない真子さん。
僕は彼氏に間違いないと思うが口には出さない、
真子さんは彼氏より今は僕に興味があることを自分勝手に実感した!!
パスタを食べBMWに真子さんを乗せ阪神高速を走る。
真子さんの会話は質問ばかり。
「どんな所に住んでいるの?」 と聞かれ、
「小さな3LDKのマンション」と嘘を言う。
父の仕事を聞かれ「色々しているのではっきり知らない」と又嘘を言う。
真子さんに「彼氏はいてるの?」と聞くと、
真子さんも「募集中」と僕と同じで嘘を言う。
男と女は嘘で付き合い嘘で離れるのではと思うほど、
お互いに嘘をつきまくる。
話していると目的の豪邸に着く!
僕は「おじいちゃんはもう寝ていると思うから、
セキュリティー解除に時間がかかるし、
裏口から持って行くのでここで少し待っていて」と言い、
トランクから高島屋の紙袋を出し歩いて知らない人の豪邸の裏に回る、
車を止めた所から素晴らしいガレージが見えガラス越しに、
カウンタックやフェラーリそれにポルシェが並んでいるのがよく見える。
僕は知らない人の豪邸の裏で紙袋を破りスーツのポケットに隠す。
車に戻ると真子さんの表情がさっきまでと全然違う!!
僕を見る目が2分前とは全く違う!!
子供がゲームに夢中になっている様な目で僕を見る!!
「次郎君のおじい様は車が好きなの?」
「僕はお金もないのに車ばかり買ってしょうがないおじいちゃんだ!」
と又嘘を言う。
もう真子さんは僕の嘘のおじいちゃんを様をつけて呼んでいる!
「次郎君のマンションはどんな趣味の部屋なの?」と聞くので、
「僕は説明するの苦手なんで写真撮ってメール送ります。」
とこれは本当の事を言う、でも僕のマンションではない!
マーさんのマンションだ!!
真子さんは今日ホテルに誘っても無理に感じるm(_ _)m
これは僕をものにしようと思っているに違いない!
自分を軽い女と思われたくないそう感じる!
1回合体したいだけなのに今日は少し無理っぽいm(_ _)m
又お金がかかるのかと少しテンションが下がるm(_ _)m
僕は連絡先を交換してミナミで真子さんを降ろし帰って来た。
家に帰り睾丸に埋め込んだマイクロチップを取り出し、
真子さんが僕の蜘蛛の巣に絡んで身動きできない事を実感した(^_^)v
今度会う時は100パーセント合体出来る自身がある!!!!
下半身は作戦の成功に乾杯しようと言う。
懐かしい記事も楽しいけど。。次郎くんの近況もみんな楽しみにしてるんじゃないかなぁ~
いかがお過ごしですかぁ~